【レビュー】Amazon中華製パワーアンプを使ってみた

音楽はそこまで熱心に聞く方ではなかったのですが、最近よく聞くようになりました。

きっかけはアニメ「葬送フリーレン」の主題歌「晴る」を聞いてから、ヨルシカにハマってしまい音楽を楽しむ時間が増えました。

アニメ自体も凄く面白いので是非見てみてください。

最初はヘッドホンやPCモニターの内蔵スピーカーでもそれなりに満足していたのですが、ヨルシカの曲って高音域がすごく綺麗なんですよね。

でも、モニターのスピーカーだとそのあたりが荒く聴こえてしまって、ちょっと物足りなくなってしまいました。

それで、家の中を探していたら、ONKYOのスピーカーを発見

よし、これを活かしてみようと思ったのですが、これがいわゆる「パッシブスピーカー」で、アンプが内蔵されていないタイプ。

スピーカーって、PCやスマホからの小さな音声信号をそのままでは鳴らせないので、「アンプ」で増幅してあげる必要があるんですね。

(ちなみに、Amazonなどでよく売られているスピーカーは、アンプ内蔵の「アクティブスピーカー」が主流です)

というわけで、Amazonでいろいろ調べた結果、手頃な価格と高評価に惹かれて選んだのが、今回購入したパワーアンプです。

スピーカーケーブルも必要だったので、何でもいいので安いやつを購入
線は透明の方がおしゃれかなって思ったのでこちらを購入

【商品紹介】シンプルだけどちゃんと使える

開封すると、箱の中に全て入っているわけではないなく、ACアダプタと3.5mmジャック to RCAの変換ケーブルがバラバラになっていました。

全面はこんな感じです。ケース自体はおそらくアルミでできていて安っぽさは感じません。
電源スイッチ、トーンコントロール、ボリューム、音楽のスキップレバーが付いてます。

背面はこんな感じです。背面にはスピーカー出力端子、RCA入力、DC電源端子(12V)を搭載。

サイズはかなりコンパクトで、置き場所に困らないのがまず良いところ。

Bluetooth接続にも対応していて、スマホなどから無線で音楽を飛ばせます。
Bluetooth / RCA / USB の3つの入力モードがあり、付属のリモコンで切り替え可能なのも便利です。

接続もシンプルでいいです。こんな感じ接続してみました。

スピーカーの配置はこんな感じ。

【レビュー】音の印象

ONKYOのスピーカーを繋いで音を鳴らしてみたところ、しっかり音が出て一安心。
中高音はわりと素直に鳴ってくれて、ヨルシカの透明感あるボーカルもきちんと聴き取れました。
特に声が埋もれないのは良いですね。

低音に関しては、やや軽めな印象。ズンズンとした迫力が出るタイプではありません。
高音は若干荒さを感じる場面もありますが、それでもモニターのスピーカーと比べれば圧倒的にクリアです。

説明書にはRCA入力とUSB入力ではUSB入力の方が優れていると書いてありましたがそれほど違いは感じられませんでした。
ただUSB接続の場合、音楽アプリなどで聞いているときにアンプのつまみを操作すれば曲のスキップができるようになります。

Bluetooth接続はあまりおすすめ出来ません、感じ取れる程度に音が荒くなります。もともとpcに繋いで使用する予定だったのでこの機能は使わないので問題ないですが…

とはいえ、音の厚みや解像度を求めすぎると物足りなく感じるかもしれません。この辺はアンプ単体の性能だけでなく、スピーカーとの相性もあると思います。

【まとめ】価格相応だけど、とりあえず満足

音質に極端なこだわりがなければ、十分満足できるアンプだと思います。
「とりあえず音をしっかり鳴らしたい」「ONKYOのようなパッシブスピーカーを気軽に使ってみたい」という方にはぴったりな選択肢です。

1万円もしない手頃な価格で、ここまで使えるなら文句はありません。
眠っていたスピーカーが復活して、音楽ライフがちょっと豊かになりました。

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