【意外と簡単?!】削れたカーボンホイールのリム面の修復

中古で購入したということもありもともとブレーキ面は少し削れていたのですが、雨の日にも関係なく乗ってしまっていたせいかブレーキ面がかなり削れてしまいました。

ブレーキシューはちゃんとカーボンホイール用の物を使用していたのですが、やはりリムブレーキの場合少しずつ削れていくみたいです。

このままではリム面がどんどん削れていってホイールが使えないようになってしまうので前々からから何とかしないとなと思っていました。チューブラータイヤので気軽にタイヤも外せないので交換する時に修復しようかなと思っていました。

タイヤはヴィットリアのコルサを使用していました。だいぶ使っていたのでとうとう破裂しました。
本来なら破裂する前に交換しないといけません(笑)
チューブラータイヤはパンク修理などが出来ないので、新しいやつを購入しなくてはなりません。

さよならコルサ。

今回はブレーキ面に新しくカーボンを貼って修理していこうと思います。

※真似をする場合は自己責任でお願いいたします。

材料


今回はこちらを購入しました。カーボン補修セットみたいなやつです。
発送がamazonからではありませんがここのshopの発送は1日くらいでされたので到着も速かったです。

内容としてはカーボンクロスとポリエステル樹脂と硬化剤です。あとは取扱説明書も入っていました。

参考にまでに裏面載せときます。

説明書もかなり丁寧に書かれてあります。
YouTubeでの解説動画までありました。

あとは紙コップと大量のビニールテープ、やすりがあれば大丈夫です。

今回が私が使用したやすりは
#240,#400,#600#1200,#1500,#3000,#4000です。
1500番台までは100円ショップで購入可能ですが3000と4000はamazonで購入しました。

5000番台以上もありますが、めんどくさかったので使用しませんでした。

総額は6000円くらいでしょうか。削れていってホイールがダメになるよりかは安いかもしれません

いざ修理

まずはリムの形にカーボンクロスをカットしていきます。

え?
リムの形に切ろうとしたらカーボンクロスがほつれてバラバラになってしまいました。
どう切ってもほつれてバラバラになってしまっています。

こうなってしまうのでまずはカーボンクロスに樹脂を塗ってカーボンシートを作ります。

まずは紙コップに樹脂を入れます。
その後に硬化剤を入れます。
樹脂100gに対して硬化剤1gの割合で硬化剤を入れます。
今回購入した、硬化剤は1適つづ入れれるようになっており、27適で1gだそうです。

つまり、樹脂:適数=100:27 といったところでしょうか

一気に作り過ぎると作業中に硬化が始まってしまうので少しずつ作業の度に樹脂を作ります。
今回は樹脂16gなので5適くらい入れました。

こんな感じで塗っていきます(写真じゃ分かりにくいw)
カーボンクロスをカットする時は、マスキングテープを貼ってその上から切ったほうがいいです。端がほつれてバラバラになります。

後は適当なところにおいて放置させます。重たいもので圧力をかけて硬化させたりもしましたがなかなか上手くいかなかったのでそのまま放置が一番いいかと思います。

固まったら、マスキングテープの付いてる面を粗目のやすりで削ります。#200くらい

後は段ボールにリムの形を移してそれを定規代わりにカットしていきます。
いい感じにカットできました。

次にホイールのリム面を耐水ペーパーで削ります。#200くらい
やすりの目が詰まるので水を付けながら削っていきます。

後は樹脂を作って、カットしたカーボンシートをリムにつけていきます。

この時、マスキングテープの面をやすりで削ったのでその面が下になるようにします。
端っこのマスキングテープの部分ははがれないのハサミやカッター切るのを忘れないようにします。

あとはビニールテープを巻いて、圧力をかけます。
この時ビニールテープのベタベタしている方をホイールに付けるとめんどくさいことになるので、表面ベタベタしていない面をホイールに付けるようにします。

つまりビニールテープの表と裏を逆にして使用します。

4時間くらいしたらある程度固まるので、ビニールテープをはがして1日くらい放置します。

こんな感じになります。
次にこの面をまた耐水ペーパーで水を付けながら削ります。#200くらい

そのあと上から樹脂を塗ります。ちょっと厚めに塗ります。
塗ったら、1日くらい放置して硬化を待ちます。

後は表面が凸凹しているのでやすりで削っていきます。
この時、やすりをそのまま使用してしまうと凸凹が取れません(一度失敗しました)

一番初めの荒いやすりは、木など平らな面のあるやつに巻き付けて使用します。
これで凹凸がなくなるまで削っていって、#400,#600と細かいやすりにして表面を綺麗にします。

これが大体#1200くらいです。

完成!

変なところに樹脂が付いてしまって所々汚いですが、いい感じではないでしょうか。
一番初めにやったリアホイールはかなり汚いです。フロントとリアでそれぞれ4面あるのでやるたびに上達していってます(笑)

タイヤも取り付けていきます。
今回購入しましたのはビットリア(Vittoria) ルビノプロ G2.0 [rubino pro G2.0] です。コルサよりも重く性能は劣りますが、今回はホイールの修理の材料費もあり金欠なのでルビノにしました。

テープも忘れずに購入。

測り方が雑ですが、大体300gでした。

ちなみに、コルサは296g。これはバルブエクステンダーも付いていますし、タイヤにリムテープが付いているので正確な重量ではありません。実際はもっと軽量だと思います。

zippのホイールはリムハイトがかなりあるのでバルブエクステンダーが必須です。
私はパナレーサーの50mmのやつを使用しています。

バルブコアツールも付いているので便利です。

あとはタイヤを貼って終了!

ゲシぺパ日記

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